塩巻さんは「仁川郷土料理」にてどんな仕事をしていたか?
食に対する興味があった私は、仁川郷土料理で働くにあたって調理人の修行から始めました。私は、修行の身ということで、皿洗い、食材の調達から準備や下ごしらえに至るまで何でもしてきました。興味だけで何も知らないところから始まったので下働きでしたが毎日を楽しく仕事していました。
塩巻さんが感じた難関な壁とは?
料理を覚えたいと思っているのですが、どんな料理を作るにしても下準備が必要でその準備を毎日しているので、実際に料理人が料理をしている所を見ることは出来ませんでした。食材を運ぶ時にチラッと見るのが関の山でした。いろんな方法を考えたのですが実際に見てみない事には勉強にはなりませんでした。
それに対してどう乗り越えたのか
何とかして料理人の動きが見たいと思った私は、準備をする時間を短縮しました。毎日準備しなければいけない食材は先に準備しておくことにしました。今までの料理の統計を出して何曜日には何が多いのか、ランチに何が一番出るのかを調べました。そうする事で予め準備する時間が短縮できるようになりました。ここで一番気をつけなければならないのは、統計に頼って多くの食材を準備する事でした。予め準備をしていてもその通りにならなければ、準備した食材は全て使い物にならなくなってしまうからです。